令和５年５月２０日、山口営業所　安全運転・事故防止講習会を行いました。

講師として、弊社産業医の先生、東京都から交通遺児育英会事務局長、山口警察署交通課員の３名をお招きしました。

産業医の先生からは、健康起因事故防止（睡眠時無呼吸症候群等）についてお話を頂きました。

過去の事故事例の紹介の後、自身が無呼吸症候群の可能性があるかを調べる「評価シート」で自己判定を行いました。

乗務員の中には、肥満との関連があるとする研究例を聞いて、心配そうに判定している方もおられました。

交通遺児育英会事務局長からは、交通遺児育英会の活動状況や交通事故被害者を出さないための防止策についてお話をして頂き、引き続いて交通遺児になられた方の講演DVDを視聴しました。

講演は、「ハンドルの重みは命の重みである」として、交通事故被害者が事故でご家族を亡くされた方々を代表して悲痛な思いを語られ、それを聞いた乗務員からは、「ハンドルを持つ職業ドライバーとして、改めて責任の重さを知ることになりました。」との感想が聞かされました。

山口警察署交通課の方からは、県内の事故発生状況と事故防止対策について説明を受けました。

トラックと普通車では他車に与える威圧感の違いがあり、多くのドライバーが「模範運転に心掛けたい」と、決意を新たに致しました。